令和5年11月10日に、令和5年度補正予算案が閣議決定されました。
気になる補助金関連の動向について、経済産業省が公表しました。
１．IT導入補助金
- 通常枠はこれまでどおり大きな変更無し
- デジタル基盤導入枠は「インボイス枠」へ名称変更となり、
補助額50万円までの補助率が小規模事業は４／５へアップ（これまでは３／４） - PC等の補助はこれまでと変更なし
２．事業再構築補助金
- 中小企業等事業再構築促進事業から「中小企業省力化投資補助事業」に再編
- これまでの事業再構築補助金は内容が見直される
- 省力化投資事業の目的は「売り上げ拡大や生産性向上、人手不足に悩む中小企業が行う省力化投資の支援
- 省力化投資補助枠の創設（事業再構築補助金に追加？）
- 省力化投資・・・IoTやロボット等の人手不足解消に効果がある汎用製品
※ 省力化投資の対象となる汎用製品は「カタログ」に登録されたものから選択することになりそうです。IT導入補助金でも対象ツールが定められているのと同様に、メーカー側では事前登録が必要となるかもしれません。
上記の補助金以外にも「ものづくり補助金」や「小規模事業持続化補助金」も継続の見込みです。
まだ、予算案の段階であり変更される可能性がございますが、今後の動向に注目です。
